
賛否両論のあった作品でした。
無気力で、未来や社会や自分の将来の可能性、すべてに悲観的な主人公。
私にとっては、これが結構リアルな思春期なのですが、
いや〜…それはそれはいろんな方から「痛かったです」と
苦言をいただきました。
題材のモチーフはもちろん、バリーの『ピーターパン』から。
私は子供の頃から、早く大人になりたかった子供でした。
だから「ネバーランド」がものすごく怖かった。
いつまでも子供のままでは、夢を叶えるために一歩踏み出すこともできない。
そこが「理想郷」とは思えず、気味が悪くて仕方がありませんでした。
そんな歪んだ「逆ピーターパン症候群」とも言える思いが結実した作品です。
まだ、読者さんに向き合えてない感じがぷんぷんする。
さて「その後…」の主人公・飛騨鼎(ヒダ・カナエ)。
2005年に劇中で中3だったので、2006年現在は高校1年生ですね、
ということで…。
カナエは高校で、とりあえずやりたいことを全部やってみようと、
弱小サッカー部と、そこそこ巧い吹奏楽部を兼部。
将来の夢は、警察官もいいな、と思っていたり。
…ついでに、親元を離れて、ひとり暮らしを始めています。
どこかに、洗濯物を干すカナエがいるかも知れませんよ?